新4年授業開始から一週間
案の定、我が家の坊ちゃんはSAPIXの宿題に追い立てられている。
算数と理科の授業も始まった。
予想はしていたけど、どちらもなかなかのボリュームだ。
算数は計算問題がてんこ盛りである。尤も、イチは今のところ算数は苦にしていないし計算は得意分野であるから、これだけは早々に片付いた。
噂の計算力コンテストは48問連続正解。仙人級まであと一息だった。惜しい!
不注意傾向もあるADHD児の割には健闘したんじゃなかろうか。
理科のテキストは3年生の時と比べるとだいぶ厚い。初回は「磁石の性質」だった。
ある程度はイチも知っている内容ではあったけど、初めて知る内容も当然ある。
途中途中のコラムは親が読んでも面白い。
しかし、サラッと立春の頃の昆虫やら植物やら星座やらの学習が差し込まれている。
鬼か。
無意味な週間スケジュール
大量の宿題を計画的に片付けるために、一緒に週間スケジュールを作っている。
だけど作っただけじゃ無意味。頭の中が他の事に占められると、宿題のことがスコーンと抜け落ちてしまうのだ。
部屋に貼ってあっても、見ようとしなければ意味がない。常にそこにあって新鮮さが欠けているものは、イチにとっては「ない」のと同じ。
そして奇跡的にイチの意識の中に宿題のことが残っていたとしても、先延ばし癖という強敵が立ちふさがる。
だから結局、常にお尻を叩き続けてあげないといけない。
それがADHDの特性によるものだとわかっていても、うんざりするしガッカリもする。
ただイチには「優等生だと思われたい」という見栄意識があるから、宿題をやっていかないことは良しとしない。これが唯一の救い。
おかげで通塾日の前日はお祭り騒ぎだ。
毎回苦労するんだから計画通りに進めればいいのにね。